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高齢化社会において 楽しい!学べる!得をする!
ダイヤネットメールマガジン <第67号 2011年10月5日(水)発行>
                  http://www.dia-net.jp/
 ダイヤネットは三菱グループOBの実践活動の一環としてITを活用して活動をして
おります。ダイヤネットメールマガジンは会員の為に定期的に発行するものです。
当分の間は月一回を予定しております。
            ダイヤネットDIA-NET dia-net@dia-net.jp 
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 ≪目次≫
  1.シニアトーク  心をつなぐ、手を結ぶ   辻  巖
  2.会員特別寄稿        
  3.ダイヤネット活動ミニ情報
  4.ダイヤネットスケジュール
  5.「ほのぼのコーナー」   和散人
  6.あとがき
 
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1.シニアトーク
 
  心をつなぐ、手をむすぶ             辻  巖
 
 東日本大震災の甚大な惨禍から半年が過ぎました。喫緊の生命線維持の施策
展開、各種サポートの広がりの時期を経て、多々問題を含みながらも復旧・復興の
足取りが動き始めています。
 
 今回の大震災は、地震、津波の災害に加えて、未曾有の原発事故を通じて、思
いもかけず社会経済の仕組みが露呈するという産物も生み出しました。今回の震災
を通じて、今までの生活様式や通念が顧みられる契機となり、 結婚願望が強まった
との報道もあって、 戦後の或いはバブル崩壊後の心の持ちように改めて反省の目が
向けられているようにも感じます。
 
 本欄では、今回の震災に関連して我が国の将来について語るなどという大それた
つもりはありません。
今手許に親しい人からのメールがあります。
彼は30代の平凡なサラリーマン。今回の大震災では幾度か被災地に行って、「ボラ
ンティア」 をやってきました。 4月以降の週末の多くを、陸前高田、石巻、女川、南
相馬とメディアで広く報道された地域に足を運びました。 現地に入るのも道中は簡
単ではなかったようですが、現地の 「ボランティセンター」 に出向き、男性なら先ずは
「力仕事」。 現地でやってきたことの多くは、どうにか住むことのできる被災家屋の
「泥出し」だったそうです。 即席に編成された 経験者・未経験者混成のチームの
一員になり、指定された場所に車で分乗して向かいます。
 経験者をリーダーに、床板を剥がして膝くらいまであろうかという真黒なヘドロの除
去は、なかなか捗らず、1日1軒がせいぜい、という状態が多かったそうです。
漸く仕事を終えて、家主の労いの言葉に対して、メンバーの口にした言葉が期せず
して「こちらこそ有難うございました」だったそうです。
メンバーの職業は雑多。言葉も、関西弁や栃木弁など全国版。見ず知らずの者達
ですが、力を合わせる充実感で、作業はきつかったが、楽しかったそうです。被災者の
方々の表情に聊かでも笑みが戻るのを目にしたことで、来てよかった、 また来ようとい
う気になったそうです。
 
 ボランティアも度重なると、ウマの合う仲間が出来ます。 最近の現役世代はパソコ
ン等情報機器の活用はお手のものですから、 その気になれば 緊密なネットワーク
が即座に成立します。 「ボランティセンター」が万全に機能していない中で、救済の
手が届かないケースも、 こうしたネットワークで編成したグループが埋めていったそう
です。
 
 災害支援のありようは、時々刻々変化します。参画の内容は、多様で、TPOを
間違えなければ、老若男女を問わないようです。
今回の災害初期には、被災者の所在確認等で避難所を訪ね歩く姿がよく報道
されました。目まぐるしく変わる状況に、各避難所の張り出し情報をデータ化すべ
く全国ベースの作業体制が組み立てられ、機能したと伝えられています。 現地に
行かなくても、体力がなくても、それぞれの持ち場で支援できる事例の一つです。
これには各地のSILAメンバーも参画して、サポートされたと伺っています。
 
 「非常時」は時に思いがけぬ発見をもたらします。ヒューマンな感情を、多くの人
達がまだ熱く持っている。 このことが、これからの社会を明るくする下地になるに違
いない。そう思いたいものです。

                                      以上
   
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2.会員特別寄稿 
 
 井出昭一:「シニアの美術館逍遥記」新規掲載
 3月の東日本大震災のショックで中断していた「わたしの美術館散策」を一旦
 終了し、そのスタイルや内容を変えて、 訪ねた美術館や展覧会を紹介する連
 載「シニアの美術館逍遥記」を11月から新たにスタートします。
 引き続きご愛顧頂き、ご意見、ご感想などお寄せいただければ幸いです。
 
 松本喜一:『四季の草花』
 平成18年10月より掲載致しました。
 春夏秋冬が完成しました。
 平成22年1月に草花編の最後に「寒ボタン」を追加しました。
  URLは変更しました。
 http://dianet-tokyo.sakura.ne.jp/dia-park/shiki-hana/page025.html 
 
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3.ダイヤネット活動ミニ情報 
 
○シニア情報生活アドバイザー養成講座 ご案内
 ダイヤネットでは本年度シニア情報生活アドバイザー養成講座を10月に開講
 します。(第1日目 10/6 以降10/13、10/20、10/27の4日間)
 
○ダイヤネットへのメールアドレスの件(再掲載)
 平成19年9月以降ダイヤネットへのメールアドレスを下記の通り変更しました。
  dia-net@dia-net.jp       (一般的な内容、SYSOP宛)
  DiaPC@dia-net.jp     (DiaPC等パソコン研修関係)
  suginamiPC@dia-net.jp  (ゆうゆう杉並パソコンサロン)
 今後、該当するアドレスへお願いします。
 
○(再掲載)
 三菱グループ出身者でなくても、ダイヤネットの会員となることが出来るよう
  になりました。 SILAの資格をダイヤネットで取得して頂いたり、ダイヤネット
  主催のパソコン講習会に講師として参加して頂く方が増加しており、この方
  たちにご入会頂くため平成19年4月以降ダイヤネット会則を変更しました。
  入会ご希望の方はダイヤネットまでお問い合わせ下さい。
  dia-net@dia-net.jp 
  会費 年間 2,000円 (10月以降ご入会は1,000円)
 
○(再掲載)
 最近、怪我病気のため会合やオフミーティング等を欠席される方が居られ
  ます。 他の人に役立つことも多く、ホームページ掲示板の 健康欄にぜひ
  ご投稿下さい。
 最近、色々投稿していただき有難うございました。
 今後ともよろしくお願いします。
 
○(再掲載)
 ダイヤネット会員の高齢化等により退会者も居られます。
 新入会員をぜひご紹介ください。   dia-net@dia-net.jp
 
○(再掲載)
 本ダイヤネットメールマガジンのバックナンバーはホームページ左側、目次の
 活動紹介の「メールマガジン」をクリックすればご覧いただけます。
 又下記URLをクリック頂いてもご覧いただけます。
  http://dianet.sakura.ne.jp/mail-mag/MGtop.html
 会員以外の方にもご覧いただけるよう変更致しました。
 
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4.ダイヤネットスケジュール 
 
ダイヤネット掲示板参照(会員の方は直接ご覧いただけます)
 

 10月11日(火)「ゆうゆう杉並パソコンサロン」 9:30〜12:00
           ゆうゆう荻窪東館
  http://www.sugi-chiiki.com/npo-risa/content_disp.php?c=4d8dc76d75305
          *節電対策期間が終了し、開催時間は従来に戻りました
 10月25日(火)「ゆうゆう杉並パソコンサロン」 9:30〜12:00
           ゆうゆう荻窪東館
 10月26日(水)「デジカメを愉しむ会」(予定)
          *確定次第、HPスケジュール欄に掲載します
 11月 1日(火)「歩こう会」 西沢渓谷トレッキング
          *HP「お知らせ」NO267(7/29)をご参照下さい 
  11月 6日(日) DiaPC(基礎講座) 10:00〜12:00  ゆうゆう荻窪東館
           「自分史」をつくる(2)
 11月 6日(日) DiaPC 13:30〜16:30   ゆうゆう荻窪東館
           「アニメ署名」(2) 
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 5.「ほのぼのコーナー」   和散人
 
「余生」 談義
 
 DSNの畏友鶴谷さんから、作家森村誠一氏の「余生」に関する談話の紹介が
ありました。
 「作家というものは定年がないので”余生”という感覚は少ないが、世の中で”余
生”と言われているものは”誉生”と言ったほうが良いと思うとのこと。
 過去があって、余りものが付いているのではなく、常に今が出発点と考えるべきで、
その為には字も”誉生”と言ったほうがよい、と言うわけです。
 ”未来に向かって誇らしげにファンファーレ”といった気分が、大事ということです。」 
 
 先年、札所めぐりで江戸川区にある密蔵院を訪れたときのこと、住職が法話の中
で、先代のエピソードとして「倅に住職を譲ったら、檀家衆が“どうぞこれから良い余
生を”という。“余生というのはよせ!これからが本当の俺の人生だ”と言ってやった」
という話を紹介してくれました。
 
 お役所言葉には評判の悪いのが沢山ありますが、中でも「後期高齢」にはシニア
たちが怒りましたね。
 これからは組織に縛られないでやりたいことをやるぞ  と思っているわれらを指して、
もうすぐお亡くなりになる高齢の方々と呼ぶのか、  われらは「好機好齢」真っ只中
だぞと。
 
 森村先生の誉生はいいですね  そこで一句
 
    誇らしげに 好機好齢 ファンファーレ

                             
                       おわり
 
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6.あとがき
 
(ダイヤネットの動きを、会員の皆様に様々な視点でお伝えするコーナーです。
 ご意見があればダイヤネットメールアドレス宛お願いします)
  dia-net@dia-net.jp 
 
 「平成23年9月度」 のダイヤネット活動状況、ホームページのあらましなどを
ご報告いたします。
 
<1.ダイヤネットの活動状況>
 
 1)9月まで節電対策期間という事で、DiaPCはお休みでした。
   (DiaPCは、10/2より再開しました)
 2)9月13・27日(火)は定例のパソコンサロンを開催しました。
 3)9月28日(水)「デジカメを楽しむ会」は、「国分寺」旧跡等を撮影、散策
          午後はゆうゆう荻窪東館でGIMPによる画像加工を勉強しま
          した。
 
<2.「会員のページ」(9月)の状況>
 1)9月は、HPへのアクセスは51件/日、「会員のページ」投稿数は1.4件/日と
   上期としては最高の数字となりました。   
 2)投稿概要:
   「井戸端」は「オリンピック誘致」「最近のニュース」「落合監督退任」。
   健康は「腰痛予防」、「老化を防げ」加えて「濾過槽」。身近な方の体調
   に他人事ならず。「社会参加」は「水銀条約」耳慣れない言葉ですが、未
   だ現役で活躍の会員報告です。「パソコン技術」は最近の情報機器の潮
   流の解説が4題。存外身近になる時期が迫ってくるかも。「グループ活動」
   は財団シンポ及びDAA支部定例報告。他に「手話ダンス全国大会」は和や
  かな雰囲気が漂います。「紀行」は「合唱団合宿」お元気な活躍の活写です。
  「古寺巡り」は「思うこと」「増上寺」にコメントが多数寄せられました。
  伝統ある活動も、本年は大震災の余波で見送りになりましたが、この間うっ
  屈したマグマが投稿に噴出した感があります。
                                                                  以上
 
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ご意見や、皆様の身近な情報は、こちらまでお寄せ下さい。
                        ダイヤネット  dia-net@dia-net.jp
 
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